その街のこども @東京都写真美術館

仕事で恵比寿にいたので、雪がチラついていましたが見てきました。
本当に、劇場で見て正解だった・・。
テレビ版をみたときの衝撃はまだ忘れられないけど
音楽のせい?スクリーンが大きいせい?
また、違った印象を受けました。
直前に見直したりしていなかったので、細かくどこの編集が違う、ということはきにせず
映画をみる、という気持ちで鑑賞。


なんでだろう、冒頭からブルブルと震えてしまう。


この映画は地震怖い、とか、大変だ、とか、そういうことじゃない。
阪神淡路大震災というとてつもなく大きい出来事を胸に抱えて生きてる人がでてくる話だけど
それを通して、見ている人みんながもっている、辛いことの乗り越え方、が描かれてるんだな、と思った。


ミカ(サトエリ)のセリフで
不幸に法則はない、辛いことがあったときにちょっとでも、辛くなくする工夫をみんながみんなで考えてすればいい
(ウル覚えのため、ニュアンスです)
というのがあって。
辛くなくするために、ちょっとずつ乗り越えようとしてる二人の姿に
胸が打たれるんだな、と思った。


そして、私の号泣ポイントにかしかかった時、
ひとつ席あけたとなりに座っていた、おなじくひとりの男性が号泣し始めました。
(目の端で確認)
うん、そうだよね、ここ、グっとくるよな〜。とおもったら余計泣けてきた。
最後の二人の別れのシーンも、ろうそくの並ぶ様子も、すごい美しくって切なくなる。


何度みても、きっと新しい発見と感動があるんだろうな、
スルメ映画です。。。。
見てない人は、絶対みたほうがいいですよ。。。