欲望という名の電車@パルコ劇場 などなど。

はい、今月2本目の芝居です。
古典を松尾スズキが演出!しーかーもー、秋山さん!鈴木砂羽!池内くん!
わたくし、全然認識がなかったのですが、相当日本でも上映されてる本だった・・・。
なんか、映画であったよな・・ぐらいにしか知らず。
(しかも杉村春子の代表作だった・・・上に映画はアカデミーとりまくってるし)

本当に、今回は大人計画っぽいというか松尾さんっぽいかんじがほぼなくて
おそらく脚本に忠実に演出していて・・
(ところどころ、ぷっっと吹き出してしまうようなのもあったケド)
主人公の、田舎の金持ちの娘だったがいろいろトチ狂ってしまっている、ブランチ(秋山菜津子)。
ブランチが妹ステラ(鈴木砂羽)と旦那、スタンリー(池内くん)の家に急にやってきて
居座るところから話はスタートします。

って、いま、書きかけたのだけどうまくまとめられない・・・。
前半は淡々と、とくに盛り上がりがあるわけではなく・・・
「ザ・古典」っていうかんじのストーリーなのだが
とにかく、ブランチがすごいよー!あのテンションの保ち方・・・。
途中で、現実なのか、ブランチの妄想なのか境目がわからなくなるシーンがあったり。
(そこらへんが、松尾さんっぽかった気がする)
とにかくブランチが気に食わないスタンリーが、過去を暴いて罵倒しまくった挙句、
ブランチが精神病院に収容されていく、、というところでストーリーは終わります。

ずーーーっと狂ってるブランチ、ずーーーーーとそんなブランチにイラつきまくっているスタンリーの
やりとりが見物です。
ステラも、健気っぽくみえて実は自分の生き方にブレがないのも魅力でした。
スタンリー役の池内くんが、やたら上半身裸なんだけど、彫刻みたいだった(笑)

休憩中、大好きな大好きな某役者さんがひとりでみにきてるのを目撃しました。
私服がかわいかったです。

そのあと、未来ちゃんの展示をみてきました。想像以上によかった。。。!!
ほんとーーにごくわずかなんだけど、最後の未来ちゃんは大人。。というか女になっていたよ。
それに切なさを覚えた。。。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/culture/exib/20110414_439070.html

えへへへ、と、パルコ地下に潜ったら、世界のニナガワが本を物色していました。
オーラすげーよ!
正直、1日の楽しさがそこにもってかれた感もあります。
あーあー、ミシマダブルみました〜!なんて声かければよかったぁ。